窓の種類 適切に選ぶことで快適な住宅に

窓の種類 適切に選ぶことで快適な住宅に

こんにちは!
愛知・岐阜・三重を中心に活動している設計事務所TAWKSの和田です。

建築を設計する上で、特殊なもの以外、必ず、窓というものが必要になります。

窓は、「内外を繋ぐ」という点で、とても重要なものです。

配置・形・種類によって、建物の性能は大きく変わってしまうほどですよ。

今回は、窓について①として、窓の種類をご紹介していきますね!

実は、窓の種類は何種類もあります。
その構造、適した場所・使い方も異なりますので、要注意です。

窓の種類① 引き違い窓
実は、引き違い窓というのは、日本独自の開閉方式だそうです。
メリットとしては、開閉の際、スペースが不要で、窓周りのデザインの自由度が高いです。
開く幅も自由に調節できます。

窓の種類② 縦すべり出し窓
縦すべり出し窓は、片開き窓の開き方とかなり似ており、
同じと考えて頂いて構わないかと思います。
メリットとしては、開く面積が大きくなるので、外の風を室内に取り込みやすいです。
そのため、換気も効率的です。

窓の種類③ 上げ下げ窓
上げ下げ窓は、2枚の窓を上下にスライドさせて開閉する窓です。
2枚とも可動するものと、片方だけ可動するものがあります。
外部から侵入することが難しいので、防犯性に優れています。
けれども、やや開閉しにくく、使い勝手に難があります。

窓の種類④ 内倒し窓
内側に倒れる形開く窓です。
スリガラスなどを使うことで、開いたときも外から見えないため、
水周りの換気用として使われることが多いですね。

窓の種類⑤ 外倒し窓
外に倒れる形開く窓です。火災時の排煙窓として使われます。

窓の種類⑥ はめ殺し窓(FIX窓)
FIX窓は、開かない固定された窓です。
採光と眺望だけが目的の窓で、形状や大きさの自由度が高いです。
当然ですが、通気性は無く、壁と比べれば断熱性能も劣りますね。

ここまででご紹介した窓①~⑤に共通しているデメリットは、
雨が降ると、室内に雨が降りこんでくることです。

住宅での窓ということになると、これは大変なデメリットです。

ここからは、雨が降っても、雨が降りこみにくい窓を3つご紹介致します。

窓の種類⑦ 横すべり出し窓
横すべり出し窓は、縦すべり出し窓を90度回転させた形で開きます。
けれども、通気性能・換気性能は縦すべりに劣りますが、
使い勝手は抜群です。

窓の種類⑧ ルーバー窓 (ジャロジー窓)
ハンドル操作で羽状のガラスの角度を自由に調節し、開閉する窓です。
外部からドライバーで羽を取り外せるため、防犯性が劣ります。
面格子などと組み合わせた方が良いでしょう。

窓の種類⑨ オーニング窓
横長の窓を2~4枚、縦に連結した窓で、ハンドル操作で開閉します。
気密性が高く、縦長の形状に出来ます。

この他にも、天窓、片引き窓など、多くの種類があり、機能も大きく異なります。
さらに、電動サッシがあったり、ガラスの種類なども様々です。

また、窓は、単体で使うことも、組み合わせて使うことも出来ます。

選択肢は無数です。

実は、専門家である設計士でないと、総合的に判断し、
全てに意図を込め、的確に採用することは難しいのです。

TAWKSでは、全ての窓について、何故、ここには、この窓が適しているのか、
お客様にご説明しながら設計を進めていきますので、ご安心ください。

ご要望があれば、何故、この大きさで、この組み合わせで、
この位置なのかも、全て、ご説明出来ます。

また、お客様のご要望があれば、変更も喜んで受け付けますよ!

一緒に使い勝手の良い気持ちの良い建築を作っていきましょうね!

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