宮脇檀の住宅設計テキスト 宮脇檀建築研究室
設計事務所での修行時代に読みましたが、
書棚の整理中に気になりまして、再読しました。
同業者の方からは、「今更?」
って思われるであろうほど、住宅設計に携わる者のバイブル的な本です。
それほど、宮脇さんは住宅建築家にとっての憧れの存在であり、
今なお、その設計手法は「お手本」であり続けています。
さて、
インスタグラムなどで、画像などの情報や希望のイメージを簡単に得られるようになりましたよね。
けれども、それで「良い建築」をつくれるかといえば、
決して、そうではないと思います。
なぜなら、希望を並べることよりも、
「統合・調和」させることが最も重要だからですね。
設計士には、そういった能力がより求められる時代となりました。
良い設計士に出会えれば良いですが、
なかなかに、それも実は難しいんじゃないかなって思います。
そんな時、この本が役に立つことでしょう。