「設計事務所に依頼すると、設計監理費用がプラスされて、総工費が高くなるでしょ?」
と、たまに聞かれます。
けれども、設計監理費用というのは、どんな場合でも掛かっていると考えるのが妥当でしょう。
それをオープンに提示しているか、全体の工事費に含ませているかの違いだと私は考えています。
例えば、「設計費無料」という宣伝を、よく耳にしますが、そんなことは本当は無理ではないでしょうか?
お客様に提出される見積書から省かれているだけで、実際、費用は、かかっている可能性が高いと考えています。
設計費は、工事費の中に紛れ込ませているのでしょう。
設計図というものは、物件ごとに必ず必要になります。
その製作費も必ずかかっているのです。
物件ごとの詳細な設計図も無しでは、どうやって総工費の見積をするのでしょう?
フンワリした感じの見積で、本当に大丈夫か、私なら不安になります(笑)
設計図が無ければ、原則、建築を建てることは出来ません。
建築基準法でも決められているのです。
具体的には、建物を建てるためには、確認申請と呼ばれる申請を行い、
行政から許可を得なければ工事着工出来ないことになっています。
この確認申請時に、必ず設計図は必要になります。
そして、設計図なしでは工事も出来ません。
では、なぜ、設計事務所に依頼すると、
「設計費が余計にかかってしまう。。。」
と錯覚してしまい総工費が高いように感じてしまうのでしょう。
それは、設計事務所に設計を依頼した場合は、設計事務所と工務店(施工会社)、
両方と契約して金額を支払う必要があるからです。
けれども、このおかげで、設計費を隠すことが出来なくなり、
金額が全てオープンになります。
金額の透明性が高いために、錯覚される方が多いみたいですね。
適正な価格を正直に提示出来るのは、設計事務所の特色の1つです。
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