デザインの仕事で、最も重要な能力。
それが、「センス」です。
「感性」とも言いますね。
勘違いされがちですが、、、
この「センス」の正体は、「知識」です。
つまり、要所を分かっていれば、誰でも才能あるデザイナーになれます。
メッチャださださのA君だって、
絶対になれます。
僕には才能ないんで。
とか言って、悩んでいる建築を学んでいる学生さん、
才能ではありませんよー!
厳しいかもしれませんが、
勉強が圧倒的に足りない。
それだけです。
建築だけでなく、ジャンルを飛び越えて、
良いデザインや作品とされているものを勉強してみて下さい。
僕は、建築家の方からの影響も受けていると思いますが、
「松本仁志のお笑い哲学」・「Rhymesterの映画評論」・絵画や映画の構図なんかからも、結構、影響受けていると思います。
作品と呼ばれるものは、全て、共通点があるんですよー。
それを知ると、なるほどねー!
じゃあ、建築もこうすれば良いんだ!
ってことが世の中には無数にあります。
本だけでなく、実際に見に行って、肌で感じることも大切ですね。
それを習慣化すると、常にアンテナが立って、
いつでも、全てのものからヒントを得られるようになります。
もう少し話をすると、
最近は、Instagramで、情報が氾濫しすぎていますが、
取って付けたパッチワークみたいな情報です。
プロを目指すのであれば、「デザインの源流」から学びましょう。
「建築」・「白シャツ」・「ボールペン」・「ペンダントライト」・「椅子」など
何でもいいです。
その定番、あるいは、史上最高のマスターピースは何なのか?
何故、それがマスターピースなのか?
どうして、それが生まれたのか?
手当たり次第に探ってみる。
そうすることで、自ずと、センスは身に付きます。
「センスは知識からはじまる 水野学」にも、そんなことが書いてありました。
デザイン関係の本って、学生時代に読み漁ったので、
やっぱり、あまり目新しいことって、あまり無いですね。