小説「ライオンのおやつ」
友人に勧められて読んでみた小説です。
ネタバレあります。
「生きること」と「死ぬこと」について考えさせられる内容です。
気持ちが重くもなり、軽くもなりました。
最も印象に残った文章は、下記。
”人生は、一本のろうそくのようだ。
ろうそく自体は、自分で火をつけることはできないし、火を消すこともできない。
一度、火が灯ったら、自然な流れに逆らわず、燃え尽きて消えるのを待つしかない。
ある瞬間は一番美しく感じる。”
”生きることは、誰かの光になること。
自分自身の命をすり減らすことで、他の誰かの光になる。
そうやって、お互いにお互いを照らしあっているのですね。”