TAWKSでは、基本的に家具や建具(扉・ドア・引戸・戸など)は、オリジナルデザインで設計していきます。
空間や間取りに無駄を出さないように、有効活用し、住みやすさを演出するためには、ピッタリとした寸法だったり、暮らしに合わせたギミックが必要不可欠だと考えているからです。
オリジナルデザインとは言っても、TAWKSの好みではなく、住まい手の好み・感性を基準に決めていきます。
取手やレバーハンドルなども住まい手のご要望に合わせて、お打合せして決めていきます。
例えば、今回の大和の家では、
真鍮で、シンプルだけれども深みのあるナチュラルなデザイン。
というご要望で、レバーハンドルや取手のデザインをまとめていきました。
真鍮のミニマムな取手や、シンプルなレバーハンドルは、木(ナラ)の風合いと、よくマッチしていて、大和の家、全体の印象にもマッチしていますね。
玄関などの家具類には、取手を付けずに、掘込取手とすることで、スッキリとした印象を演出しました。
このように細部に至るまで、その家のイメージにマッチするもの、住まい手の好みを醸し出すものを採用することで、「自分達だけの家」。そのスペシャル感は生まれてきます。
けれども、このような工夫は、ひと手間必要だというだけで、価格が変わってくるわけではありません。
何十年、住む家ですからね。
必要なひと手間だと、僕は思いますが、、、
もちろん、全面的にお任せされるケースもありますね。
素材感であったり、そのものが放つ印象、全体との調和についてまで、住まい手に寄り添って、しっかりとフォロー・アドバイスをしながら、自分達だけの家を一緒につくる存在、すなわち、設計士でありたいと思っています。