岐阜県郡上市白鳥町 「白鳥の家」
今日は、少し抽象的で、感覚的なお話を。
建築をデザインする時には、空間が流動的に流れていくように。
分かりやすく言うと、淀んだ(よどんだ)場所を作らないように設計します。
「行き止まり」は、基本的に、つくりません。
「行き止まり」をつくると、「空気感」が淀みます。
そういった「気持ちが良くない」という場所は、つくりたくありませんよね。
リビング・ダイニングは、もちろん。
廊下、クローゼット、収納に限らず、
どこにいたって、「気持ちが良い!」と思える住まい・建築をつくりたい。
僕らが実現したいのは、カッコいい建築ではなく、「豊かな暮らし」です。
けれども、流れの中でも、「人が溜まる」ための空間は必要不可欠です。
家族が団らんする空間や、気を休めるための空間は、
空間の流れの中で、それを受け止めるだけの「たまり」をつくる必要があります。
淀ませるのではなく、「たまり」をつくります。
今回は、それをテクスチャ(素材)の変化で表現しようとしました。
素材が変わり、明らかな「空間の質の変化」によって、「たまり」を演出しました。
こちらの壁の正面には、後日、薪ストーブが導入されます。
僕のブログを読んで下さっている方々は、お気付きかもしれませんが、、、
そうです。外壁にも使用した「外壁材」が内部まで入り込むことで、
「内と外」の連続感も演出しています。
「流れ」を外から引込み、家全体へと連続させていくことが出来れば、GOOD!ですね。
さぁ!空間の中で、「流れ」と「たまり」を巧みにコントロールし、
気持ちの良い「豊かな暮らし」を手に入れましょう!
#白鳥の家 オープンハウス
11月20日~1か月間、「白鳥の家」オープンハウス・見学会を行います。
場所は、岐阜県郡上市白鳥町。
白鳥ICから5分程度の場所です。
完全予約制ですので、見学をご希望の方は、TAWKSまで、お気軽にお問い合わせ下さい。
ご連絡先は、【こちら】から、どうぞ!
内部も、見どころ多いですよー!
いつでも見学可能です!夜間ライトアップも見学可能です!
すでに反響がありますので、お問い合わせは、お急ぎ頂いた方が宜しいかと思います!
お会い出来るのを楽しみにしていますね!