岐阜県富加町 加茂の家。
上棟を前にして、土台・基礎をチェックしていきます。
この検査も、結構重要です。
床の下地を貼ってしまうと、床下を検査するのは困難になります。
床下地を貼る前に、
・基礎の状況(ひび割れ・ゴミが無いか・水が溜まっていないかなど)
・土台の状況(アンカーボルトが土台の中心に入っているかなど)
こんなことをチェックしていきます。
ブルーシートに隠れていましたが、めくってみると、こんな状態になっていました。
コンクリート打設・脱型後にこのような状態になっていることを「ジャンカ」といいます。
「ジャンカ」の状況を評価し、補修方法を施工会社に指示しました。
もちろん、施工会社さんも快く応じてくれました!
第三者的な立場で、専門家(設計士)が細かくチェックすること「現場監理」は「設計」と同様に、非常に重要なことだと、私は考えています。
「誠意を持って施工します」というのが、どの次元の話なのか。
施工会社の独りよがりにならないようにチェックする。
それも、建築家・設計士の業務の一つです。