2024年の抱負
私の事務所には、年に数人の地元の学生さんが突然訪ねてきます。
みなさん、地元の設計事務所に、TAWKSに勤めたいと言ってくれます。
スタッフ募集の告知はしていません。
相当な勇気を振り絞って、私の事務所の門を叩きにきてくれるのでしょう。
地元が好きだし、設計が好き、
という純粋な気持ちが伝わってきます。
『意匠設計』
この世界は、華やかに見えます。
けれども、まだまだ、一般の方々には理解出来ないほど、厳しいことも少なくはありません。
そうあるべきではない、と思っている方々も多いのですが、まだまだ厳しすぎることも残っているのが現実だと僕は思っています。
彼ら・彼女達も、同様のことを感じているようです。
「地元では好きなことをして働けない。」
=(イコール)
「全てを捨てて、夢を取るか。
全てを捨てて、夢を諦めるか。」
と思えてしまうのも無理はない話。
しかしながら、その想い・夢に応えられる人は、僕の知る限り、まだ、この地元にはいません。
僕も、彼・彼女らも、僕がそうなるしかないと思っている。
僕の次の世代が、
安心して、本物のデザインに、本当にクリエイティブなことに集中出来る設計事務所に、TAWKSを育てなさい。
そのために、今、何が出来るのか考えなさい。
学生さん達・次の世代にも教えて頂いて、
僕のモチベーションは支えられています。
応えられるように、精一杯、頑張らなくては。