岐阜県郡上市 大和の家2
木造建築は、柱と梁(柱を繋ぐ横に走る材)で出来ています。
この柱と梁に、石膏ボードや合板などの面材を貼って、
壁を造って、空間をつくります。
ですので、実は、
壁の中の、柱と柱の間には空間がたくさんあるんですよね。
その空間を利用して、壁につくる収納を「ニッチ収納」
といいます。
どうしても収納が欲しいけれども、場所がない!
そんな時には、「ニッチ収納」を提案しています。

↑こちらは、キッチン横のニッチ収納。
こちらには、キッチンに使用する、見せられるモノ、
例えば、食器や茶器などが収納出来るようになっています。

↑こちらは、玄関のニッチ収納。
こちらの収納には、スリッパが縦に収納できるようになっています。
スリッパのソールで壁が汚れないように、
壁面にはフローリングを張り、
スリッパが滑り落ちることのないよう、
つっかかりを設けました。
このように壁の中の空間まで収納として利用することで、
限られた空間の中でも、
デザイン性と機能性の両立を計っています。