岐阜県郡上市の大和の家の土台伏が完了しました。
この写真は、耐久性抜群のクリ(樹種)の土台です。
クリの土台って、かなり高級な土台なので、なかなかお目にかかれないんですよね。
クライアントの倉庫に、この材があったので、使わせて頂きました!
土台は、基礎と柱を繫ぐ大切な構造材です。
一般的には、土台には、ベイツガという樹種が使われることが多いようです。
ベイツガという材料はシロアリに弱いので、薬剤を注入し、防蟻処理されたものが使われることが多いですね。
ここで、少し突っ込んだ話です。
防蟻処理が何年もつか知ってますか?
たったの5年です。
ベイツガが土台に使われた家は、たった5年で、シロアリに弱い家になる。
ということです。
その対策としては、
5年ごとに1度、何十万円。
30年で、おおよそ100万円以上のメンテナンスが必要となります。
シロアリ用のメンテナンス費用は、坪1万円が相場です。
シロアリは運もあるでしょう。
ですが、プロとして、出来る限りのリスクは回避してあげたいと、僕は思っています。
ある程度、イニシャルコストをかけられるのであれば、シロアリに強い信頼できる樹種を採用した方が賢明でしょう。
家づくりをお願いする会社には、説得力ある丁寧な説明を求めましょう!