久しぶりの投稿です。
僕のブログは、現在進行形ではなく、書きたい時に書きたいことを書いていきますので、完全に後追いです。
最近、投稿していなかったのは、単純に忙しくて、気分が乗りませんでしたw
仕事は、すこぶる順調、相変わらずの絶好調ですよー!
あっという間に、「売れっ子」と呼ばれるようになってしまいましたw
まぁ、まだまだ「隠れた」という形容詞がつき、揶揄されているだけだったりするものの。。。笑
とまぁ、僕の近況は、この程度にしておいて、今回も、窓について書いていきます。
今回は、「白鳥の家」のケースの窓について。
白鳥の家は、山々に囲まれた田園風景の中に建ちます。
そんな中で、その場所だからこそ可能な「スペシャルな建築」を実現させるためには、
まず、「そこにしかないもの」を見つけることが大切です。
素晴らしい景色、恵まれた環境であればあるほど、
「そこにしかないもの」を見つけ出し、際立たせることは難しく、腕の見せ所と言えるでしょう。
1階では、稲穂を切り取って見せたり、
大開口に対しては、アウトドアリビングを挟むことで道路と心理的な距離感を持たせることで、ナチュラルに落ち着きを保ちながら、内と外が繋がるように配慮しました。
白鳥の家のクライアントは、工務店の娘さんご夫婦です。
2階の窓からは、その工務店がチラッと、さりげなく見えるようになっていますよー。
さらに、廊下や階段の突き当りとなる、いわゆるアイストップ(目線の先)に窓を設け、家の隅々まで、周りの恵まれた環境を享受出来ます。
このように、この場所だからこそ出来ることを突き詰め、それを最大化させる。
それが付加価値をつけること。すなわち、デザインだと、僕は考えています。