岐阜県可児市 可児の家
構造・断熱の工事が終わり、
いよいよ、内部の造作工事へとフェイズが進みます。
本格的に進む前に留意事項などを大工さんと打合せしました。
非常に細部にわたった打合せですが、
このような打合せで、建築のクオリティは決まります。
設計事務所が関わると、全ての図面を描き、
建物の全体像が頭に入っている設計士が一貫して現場でも指示を出しますから、
当然ですが、建物のクオリティは高くなります。

建具(引戸・開き戸・収納扉など)も、同様に打合せをします。
TAWKSでは、基本的に、建具にも既製品を使わず、
オリジナルで設計していきます。
理由は、その方が、その家・住まい手に合わせたギミック・仕様に出来るからです。
わずか数ミリ~数十ミリの違いが、家の使い勝手に影響を及ぼします。
こだわり過ぎかと思われる方も多いでしょうが、
細かな、痒い所に手が届かないものをつくるから、
後で後悔するのです。
家は、大きな買い物であるからこそ、
専門家と一緒に相談しながら、
納得いくまで、細部まで決めていくべきだと思います。
オリジナルだと、非常に大きな金額差になると勘違いされている方も多いですが、
引戸や開き戸だと、一つあたり、1~2万円の差額です。
大きな金額差がある場合は、
既製品の採用も、住まい手と相談しながら決めていきますよ。