セルロースファイバーとは?特徴について
セルロースファイバーは、新聞紙がリサイクルされた繊維(パルプ)が原料の断熱材です。エコロジーで高性能・優秀であるため、最強の断熱材として、近年、注目されています!今回は、そのセルロースファイバーのメリット・デメリットをご紹介します。
セルロースファイバーのメリット
断熱性能が高い!
セルロースファイバーは、非常に断熱性能の高い断熱材です。厚みあたりの断熱性能を発揮する数値が高く、さらに、隙間なく敷き詰められることもあり、現場発泡硬質ウレタンフォームと同等の高い断熱効果が期待できます。
防音性能が高い!
音の遮断効果を上げたいのであれば、セルローズファイバーが最適でしょう。それほど防火性能が高いです!セルロースファイバーを採用することで、防音性能を高めれば、家の中で静かに暮らせますし、中から外部に漏れる音もやわらげることが出来ます。
吸放湿性能が高い!
吸放湿性が高いため、適度な湿度をもたらし、結露を防止するので、家の防腐性能を上げることが出来ます。
さらに、室内を快適な湿度に保つことにも貢献します。
防火性能・防虫性能も高い!
防火性能が高いため火事に強いです。
さらに、防火性能を高めるために配合されたホウ酸の効果によって、シロアリやゴキブリといった害虫を予防する機能も持っています。
セルロースファイバーのデメリット
非常にコストが高いです。他の断熱材に比べ、物としても高価ですが、専門の職人でないと施工が出来ないため、莫大なコストが必要になります。
一言メモ
セルロースファイバーは、非常に優秀な断熱材です。けれども、100万円単位で変わってくるほど、コストがかかります。良い住宅とするためには、全体のバランスが大切です。セルロースファイバーを採用すると、他を妥協しないといけないのであれば、他の断熱材を採用し、機能性の高さを分散させた方が良いのでは?と思います。予算に余裕があり、断熱材にこだわりたい方にはオススメしています。