硬質ウレタンフォーム(ボード状)とは?特徴
硬質ウレタンは石油から生成されたウレタン樹脂に発泡剤を混ぜることで出来た断熱材です。その断熱材がボード状になり、現場で隙間無く貼り付けていくのが、硬質ウレタンフォーム(ボード状)です。主に、屋根・床の断熱材に使われます。代表的なものに、スタイロフォームなどがあります。
硬質ウレタンフォーム(ボード状)のメリット
断熱性能が高い!
熱伝導率(熱の通しにくさ)の数値が高く、断熱性能は高いです。
水に強い!
吸水性が極めて低く、漏水や結露時の断熱性能低下リスクは低いです。
現場発泡の吹付ウレタンフォームのデメリット
コストが高い!
セルロースファイバーほど極端ではありませんが、高価です。
耐火性能はない!
熱に弱く、耐火性能はありません。
施工に手間がかかる!
充填断熱は不向きで、施工に手間がかかります。外断熱には適しています。
一言メモ
硬質ウレタンフォーム(ボード状)は、機能面では優れていますが、コストのかかる断熱材です。使い方が問われる材料ですね。壁全体を覆うように使うよりも、屋根・床など、湿気が溜まりやすい場所に使用する方が、メリットを存分に発揮できます!屋根・床に使用するには、オススメの断熱材です。